カルトナージュで作品を作ろうと思ったら、それに合う素敵な生地で作りたいですよね。
カルトナージュの楽しみは生地選びにもあると思います。
好きな生地やインテリアに合わせた生地で作品を作ることは、毎日の暮らしを楽しくさせてくれることの一つだと思います。
ですが、好きな生地と作りやすい生地は違うことをご存じでしょうか?
カルトナージュ初心者さんからご経験者さんまで
生地の種類や使い方を知って素敵な作品作りを目指しましょう。
カルトナージュ講師歴10年以上の関口直美が、生地選びのポイントを初心者にもわかりやすくお伝えします。
カルトナージュに適した生地デザイン
生地のデザインは
大きな柄や小さな柄の生地やストライプ、ドットなど限りなくあります。
その中でもカルトナージュで人気な柄についてお話したいと思います。
ストライプ
ストライプの生地は私も好きでよく使います。
花柄とストライプを合わせると素敵に実現する意外な組み合わせです。
ですが、生地を貼る時にちょっとした手加減でストライプが曲がってしまうことがあります。
また、柄合わせなども注意したい点の一つです。
薄い生地のストライプはゆがみやすいので、初心者にはお勧めしません。
いくつか作品を作ってからチャレンジしたい柄です。
ドット柄
ドット柄も人気の柄です。
柄の色によってエレガントになったり、ポップなイメージの作品になったりします。
私が好きなのはリネン生地にドットが刺繍されているものです。
かわいらしくもあり、ナチュラルな雰囲気になるので好んで使用しています。
インテリアファブリックの中には、ドットと花柄を組み合わせて販売されている生地もあります。
このような生地を使うと、色のトーンがあっているので統一感のある作品に仕上がります。
画像の作品はビニールコーティングされた生地を使用したボックスです。
ドット柄と花柄を並べておいてもかわいいですね。
カルトナージュで人気のトワル・ド・ジュイ柄
ジュイ柄はカルトナージュをされる方の中では人気の柄です。
田園風景や牧人や農夫、語らう男女や動物たちが描かれた美しい布に心奪われた人は多いのではないでしょうか。
最近では復刻版としてインテリアファブリックや壁紙の欧米のメーカーがコレクションの一部として出しています。
そのエレガントなデザインの生地は、単色でありながら作品の存在感を感じます。
レースやブレードを言った装飾品ともよく合います。
カルトナージュに適した生地の種類
生地には色々な種類があり、並べていたら大変な量になります。
ツィード インド更紗 オックスフォード ガーゼ サテン シフォン ジャガード
リネン レース・・・
カルトナージュ初心者に適した生地は天然素材であるリネンやコットンが適しています。
インテリアファブリックなどの厚手の生地でもコットンのものは販売されているのでカルトナージュに適しています。
以下それぞれの種類について詳しく説明します。
かわいい系作品を作りたい方に人気のリバティ
とても使いやすいリバティ生地
小花柄が多いですが、中には水玉やはっきりした色合いの生地といった珍しい生地もあります。
生地が薄いので
厚紙のグレーが透けないように下張りをした方が、作品がきれいに仕上がります。
生地が薄い分、生地の厚みを考えないで使うことができるので
初心者の方には使いやすいと思います。
織り糸も細く密なのでほつれにくく角の処理もしやすい生地です。
注意点は
ボンドの量は染みてきてしまうので塗りすぎに注意しましょう。
薄い生地にボンドをつけるコツは、レッスンの時にお話しているので
実践している方も多いと思います。
水張りテープのラインが出てしまうので、出ないようにひと工程、手間をかけることもきれいに仕上げるポイントです。
どんな作品にも使用でき、またちょっと複雑な作品にも適しています。
北欧の生地ティルダ
北欧のファブリックブランドの生地です。
「大人のためのドール」というコンセプトでデザインされた生地です。
柔らかい雰囲気や季節ごとのデザインととても素敵な生地です。
画像の生地は2011年当初人気だった生地ですが、今では様々な種類が販売されていています。
カルトナージュに適しているので、この生地を好んで使う方も少なくありません。
色合いもくすみカラーが多く、あわせやすいようです。
柄も大きくないので小さな作品や内側に使うなど様々な作品で活躍します。
カルトナージュ以外でもハンドメイドで広く使用されている生地です。
色と柄が豊富なUSAコットン フレンチジェネラル
USAコットンにもいろいろですが、私のお勧めはフレンチジェネラル。
フランスのアンティーク・ファブリックに魅せられたデザイナーがデザインした生地で
色もデザインも素敵で、ホントに使いやすい。
初心者の方に特におすすめの生地です。
生地の厚さも丁度良く、コットンなので貼りやすい生地です。
同じ色味で柄が数種類あるので合わせやすく、また柄と柄を合わせた作品もしっくりなじみます。
生地の織も密なのでほつれにくいことも使いやすさの一つです。
私はこの生地が大好きなので、この生地で作品を作ります。
日本にもたくさん輸入されているので、あちこちで目にすることが多いと思います。
USAコットンといっても色々あるので、こちらの生地の厚みと手触りをベースに生地選びをすると初心者の方は選びやすいです。
カラーもアンティークを思わせる色合いなので合わせや酸いです。
柄は、大きな柄から小さな柄まで、さらに同じ色合いでそろっているので、カルトナージュで作品を作る時に便利です。
作品を選ばない生地なので、様々な作品で扱いやすい生地です。
お部屋の雰囲気に合わせたインテリアファブリック
一言にまとめてしまってはいけませんが、
カーテンやクッションに使われる生地です。
カルトナージュに適しているか・・・?と聞かれたら
作品は素敵に仕上がりますが、扱いにくい生地です。
インテリアファブリックは、その名の通りインテリアに使用するため、しわになりにくいことが特徴の一つです。
そのため、レーヨンやポリエステルといった化学繊維が混合されているものがい多く販売されています。
ボンドがつきにくく、専用ボンドを使っての作品作りをすることもあります。
織りが粗かったり、糸が太かったりとほつれやすさもあります。
カルトナージュが初めての初心者の方にはお勧めしない生地です。
初心者の方で、どうしても使いたい時は、ボンドの量など見極めてから使うことをお勧めします。
アトリエでも、「ご自宅のカーテンとおそろいにしたいから・・・」とお持ちになる方が少なくありません。
なので、注意すること、向いていない作品はきちんとお伝えしています。
蓋のない箱やファイルボックス等から使ってみて、生地に慣れてからほかの作品に使用することをお勧めします。
ツィード
人気のツィード
シャネルツィードが有名ですが、糸が太く織も粗いのでボンドをつけるときとカットの時に気をつけましょう。
気を付けていても扱いにくい生地です。
特に角の処理は、糸が1本抜けただけでも大変なことになってしまうので、慣れないうちは使うのを控えたほうがいいと思います。
織りが粗いので、生地が伸びやすくゆがむこともあります。
作品に貼る時は引っ張らないように気をつけましょう。
角のない作品や、ふたの部分だけに使うなど工夫して使用するとオリジナリティな素敵な作品になります。
まとめ
カルトナージュに適した生地は様々な種類があります。
柄と生地の種類を合わせるといろいろな組み合わせで作ることができるのがカルトナージュの楽しいことの一つだと思います。
生地は、ご自身の使いたいものを使用するといいですが、初心者の間はなるべくコットン100%のものをお勧めします。
ボンドとの相性もいいし扱いやすいからです。
コットンに慣れたらほかの生地にチャレンジするといいと思います。
同じ作品でも生地を変えるとイメージが全く違うものになります。
好きな生地=使いやすい生地ではありません。
ですが、好きな生地を見つけて、作品作りを楽しんでいただきたいと思います
それがカルトナージュの楽しさだと思います。
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