カルトナージュに適したハサミを知ることで作業が楽になったり、きれいに作れたりします。
カルトナージュ初心者でも知っておきたいハサミ選びのポイントを画像を使って丁寧にカルトナージュ講師歴10年以上の私、関口説明します。適したハサミを知ることでワンランクアップした作品作りを目指しましょう。
布を裁断する時のハサミ
生地を切る時は刃元から刃先までが長い物をお勧めします。
刃の長さが長いと、一気に長く切れるので寸法通りに曲がらずに切れます。
刃の長さが短いハサミを使用すると、何度も刃を動かすので寸法通りに切れなかったり、
何度も動かすことで手への負担も増します。
そして、生地を切る時は、刃元で切るようにしましょう。
刃先だけで切ると、刃先が動いて切った断面がガタガタしてしまいます。
また、刃先が曲がり寸法通りに切れないことが多いからで
そして、生地を切る時、刃先を机やカット台につけて切りましょう。
ハサミが浮いた状態で切るとハサミが安定しないのでまっすぐ切ることが難しくなります。
作品を作る時のはさみ
先ほどの生地を裁断するハサミではなく、小さめのハサミをお勧めします。
これは私が実際使っているハサミで、全体の長さは13センチほどです。
布用のハサミ(左)商品についてはこちら
紙用のハサミ(右)商品についてはこちら
必ず守ることは、布用と紙用を分けることです。
そしてそれぞれ専用にすることです。
布用のハサミは刃が薄く、鋭くなっています。そのため布より硬い紙をカットしてしまうと、その後に布が切れなくなってしまいます。
わたしの場合、両方とも布用で販売されているものを、片方を紙用にしています。
カルトナージュの場合、紙や布以外の素材で作ることが多く、また、細かい作業が多いです。
そのため、紙用を購入すると、刃が厚かったり、刃先が丸くなっているものがあり、細かい作業に適さなく使いにくかったためです。
ただし、布用のハサミは刃の厚さが薄いので、厚紙やケント紙をカットすることには向きません。
あくまでも装飾用の紙類のカットに使用しています。
厚紙やケント紙はカッターで切りましょう。
刃の厚み
ハサミの刃の厚みは薄いものにしてください。
これは布用のハサミです。
私が使い易いと思っているはさみの中で一番刃の厚さが薄いものです。
カルトナージュ作品では、箱の角を処理することが多いと思います。
その際に刃の厚みが邪魔をして、的確な位置でカットできないことがあります。
カルトナージュで作品を作る時、なるべく生地どうしの重なりを減らすことが必要です。
このように箱の底面を処理する時や、上部をカットする際、
刃が厚いと余計な生地の重なりができてしまい仕上がりに影響します。
自分の手に合うはさみ
習いに行った先生が使っているから、勧められたから
かわいいから
といって購入する方もいらっしゃいます。
ですが、手の大きさはそれぞれなので、ご自分の手に合うものを購入しましょう。
私は手が大きいので、あまり小さなハサミは指穴に指が合いません。
刃の厚さが薄くても、私の手に合わなくて使うのをやめたハサミもあります。
なので、アトリエで「先生と同じものを購入したい」といわれることがありますが、
私のお勧めが生徒さんたちに合うかどうかわからないので、アトリエで実際に使用していただいてからご案内しています。
「カットするのはちょっとだからなんでもいい」と思われがちですが、
使いにくいハサミで作品を作るのはかなりやりづらさを感じます。
どんなにおすすめのハサミでも、自分が使い易いと思えるハサミで作業することでより納得のいく作品が完成します。
まとめ
ハサミはすべて同じではありません
布を切る時
角の処理
それぞれの用途でハサミを使い分けてください。
そして、どんないいいハサミでも、自分の手に合うかどうかが大事です。
カルトナージュを初めてされる方は家にある道具からスタートしても大丈夫です。
ですが、ある程度作品が作れるようになった方は、より適した道具を使うことで
仕上がりのきれいな作品に近づきます。
定規についての話はこちらをご覧ください。
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